【ハロウィン】パンプキンスープを紹介!歴史~作り方まで解説!

America

パンプキンスープ、おいしいですよね。

皆さんこんにちは!

これまでハロウィンに合わせていくつかの料理を紹介しましたが、三つ目の料理はスープです!

これから寒くなる季節、体を温めるのにもちょうどいい料理でもあります。

この記事ではパンプキンスープの歴史から作り方まで、網羅的に解説していこうと思います!

最後までご覧いただけたら嬉しいです。

パンプキンスープとは

パンプキンスープは、かぼちゃをベースにしたスープ料理で、世界中で親しまれています。

パンプキンスープは、かぼちゃをベースにしたスープ料理で、世界中で親しまれています。

特に日本・アメリカ・ヨーロッパでは定番の家庭料理やレストランメニューとして人気です。

そんなパンプキンスープの最大の特徴はカボチャ本来の自然な甘みです。

カボチャは砂糖を加えなくても十分に甘く、まろやかさがあります。

そのため、カボチャを主とする料理では素材本来の甘みを楽しむもことができます。

特に「えびすかぼちゃ」や「栗かぼちゃ」などの西洋かぼちゃを使うと、ほっくりした甘さとコクのある風味になります。

甘味が好みでない方はコンソメやブイヨンを加えることで、旨味のバランスをとることもできます。

また、バターやクリーム、牛乳を加えたことによるコクとまろやかな口当たりも外せません。

このまろやかさが、かぼちゃの甘みと一体となって濃厚で上品な風味を作ります。

パンプキンスープの歴史

パンプキンスープの起源は、紀元前数千年のアメリカ大陸までさかのぼります。

パンプキンスープの起源は、紀元前数千年のアメリカ大陸までさかのぼります。

かぼちゃはもともとアメリカ大陸原産の作物で、メソアメリカ地域で栽培されていました。

当時の人はかぼちゃを焼く、煮る、乾燥させて粉にするなど、さまざまな方法で利用していたとされています。

その後、15〜16世紀の大航海時代に、ヨーロッパへかぼちゃが伝わります。

カボチャは、その甘みと栄養価の高さから徐々に食卓に取り入れられるようになりました。

そして、ヨーロッパの食文化と融合する中で、かぼちゃはスープや煮込み料理などの形で発展していきました。

19世紀に入ると、イギリスやアメリカの料理書に「パンプキンスープ」の名前が登場します。

この頃からコンソメやクリームを使った現在のスタイルが定着していきます。

また、家庭料理として広く親しまれるようになったのもこのころからです。

パンプキンスープの豆知識・面白い話

かぼちゃの種類で味が変わる

パンプキンスープの味は、使うかぼちゃの種類によって大きく変わります。

日本の「えびす」かぼちゃは甘みが強く、アメリカの「シュガーパンプキン」は軽やかでスパイスとの相性が抜群です。

料理の国によって、スープの甘さや香りが全く違うのが面白い特徴です。

かぼちゃは“世界一旅した野菜”

パンプキン(かぼちゃ)は南米原産ですが、世界中に広がり各国でスープにアレンジされました。

ヨーロッパではクリーム仕立て、アジアではココナッツミルク入りなど多様です。

その多様さから「グローバルスープ」と呼ばれることもあります。

実はアメリカでは秋の風物詩

実はアメリカでは秋の風物詩

アメリカではパンプキンスープは感謝祭やハロウィンの定番料理です。

秋の収穫を祝う象徴的な食べ物として親しまれています。

同時期に出回る「パンプキンパイ」とともに、家庭の味の代表格です。

フランスでは「ポタージュ・ド・ポティロン」

フランスではパンプキンスープは“ポタージュ・ド・ポティロン”と呼ばれます。

バターと生クリームを使う濃厚なスタイルが特徴です。

かぼちゃのスープが高級レストランの前菜にも使われるのはこの文化の影響です。

βカロテンたっぷりで美容にも良い

パンプキンスープにはβカロテンやビタミンEが多く含まれています。

抗酸化作用が強く、肌の健康や免疫力アップに役立ちます。

そのため、秋冬の乾燥シーズンにぴったりな栄養スープです。

パンプキンスープの作り方

材料(4人分くらい)

  • かぼちゃ(生/正味) … 約 500 g 程度
  • 玉ねぎ … 中1個
  • にんにく … 1片
  • ブロス(野菜ブロスまたは鶏ブロス) … 500 ml
  • 牛乳または生クリーム … 100~150 ml
  • バター … 10~15 g
  • 食塩 … 適量
  • こしょう … 適量
  • ナツメグ(あれば) … 少々
  • オリーブオイル(またはサラダ油) … 少量(炒め用)

作り方

  1. 下ごしらえ
     かぼちゃは皮と種を取り除き、一口大に切る。
     玉ねぎは薄切りに、にんにくはみじん切りにする。
  2. 炒める
     鍋にバター(またはオリーブオイル)を入れて熱し、玉ねぎをしんなりするまで炒める。
     次ににんにくを加えて香りが立つまで軽く炒める。
  3. 煮る
     かぼちゃとブロス(スープストック)を加えて、かぼちゃが柔らかくなるまで煮る(目安:10〜15分、切り口がすっと刺さるようになるまで)。
  4. ピューレ化 (撹拌)
     火を止め、ハンドブレンダーやミキサーでなめらかになるまで撹拌する。
  5. 仕上げ
     スープを鍋に戻し、牛乳または生クリームを加えて温める。沸騰させないように注意する。
     塩・こしょうで味を調え、ナツメグをひとつまみ加えると風味が引き立つ。
  6. 盛り付け・飾りつけ(任意)
     器に盛り、生クリームを少量絞ったり、炒ったかぼちゃの種を散らしたり、細切りハーブ(チャイブ、パセリ等)を添えたりする。

ポイント・コツ

  • ブロス(ストック)を使うことで、旨みが加わり深みのある味になります。
  • 牛乳や生クリームを最後に加えることで、まろやかさが出ます。
  • ナツメグや白こしょうを少量加えると、かぼちゃの甘みを引き立てる風味になります。
  • 撹拌後の加熱は強火で沸騰させないように。クリームや乳製品を使う場合、分離しやすくなるためです。
  • 缶詰パンプキンピューレを使えば時短になります。その場合、煮込み時間を短くするなど調整します。

まとめ

いかがでしたか?

今回はパンプキンスープについて紹介しました。

個人的にかなり好きな料理で、前菜なのはフランスがルーツだということが驚きでした。

これからの季節温かいスープがいいですが、夏の冷スープも意外とおいしいですよね!

さて、このパンプキンスープですが、日本ではどこでも提供されていますよね。

レストランなどで提供されることが多いと思います。

ただこれからは、ハロウィンや冬などこのスープが活躍する季節となります。

今回紹介したようなレシピでつくってもいいですし、インスタントでお湯を注ぐだけでも味わうことができます。

お家で何か準備をしておくと、おいしく楽しく過ごせるのではないでしょうか!

最後までご覧いただきありがとうございました!

当サイトではこのパンプキンパイをはじめ、秋やハロウィンにぴったりな料理を紹介しています。

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