えび料理特集|世界の味わい・魅力とレシピ解説

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エビエビのプリ!

みなさんこんにちは!

友達がエビ好きで気が付けば自分もそうなっていた北野です!

あのぷりぷりの身はいったいどれほどの人間を虜にしてきたのでしょうか。

ところで皆さんはマックの新商品の情報は確認しましたか?

名前は「プリプリのエビプリオ」、そして確率でハート形も入ってるというとてもかわいらしい商品ですね!

マックでは定番メニューとしてえびフィレオがありますが、あのおいしさを想像するとこの新商品は一体どれほどおいしいのか、期待が高まりますね🦐

今回はそんなエビ好きのあなたをわくわくさせるべく、エビ料理特集を組んでみました。

いつものTasteTune記事よりも制作者の自我が大きく出てきますが、普段とは違うテイストで挑戦しましたのでぜひ最後まで楽しんでいただけたら幸いです。

エビチリ

エビチリ

これまでTasteTuneでは意外と多くのエビ料理を音楽や記事にして紹介してきました。

天ぷらやアヒージョをはじめ、海鮮系バリエーションのある料理ではエビが使われていましたね。

そして数あるエビ料理の中からこの記事のメインに選ばれたのはエビチリです!

中国と日本

エビチリは中国由来の料理で、「乾焼蝦仁(ガンシャオシャーレン)」と呼ばれる四川系のエビ料理を日本人の味覚向けに調節したものです。

ただ、詳しく書かれた資料などは存在しないので一概にはこうだといえることは少ないというのが現実です。

記事を作っているとこういうことがたびたび起こるので、作る身としても締りが悪くなるのはやるせないですね(トホホ)。

タイムマシンができるまで真実は闇の中、、、

エビチリの風味

さて、肝心のそのエビチリの味はというと、とても病みつきになる味だと思います。

エビ本来の食感に餡(あん)のようなピリ辛ソースが混ざりあうことによって、他の料理では味わえない個性的な風味になります。

日本のエビチリは辛さが抑えめで甘さが強いことが特徴です。

しかし、由来の乾焼蝦仁は甘みが少なく、豆板醤や唐辛子などのスパイスで香りや辛味が強調されていることが特徴です。

両者はまさに反対の風味を持っているとも言えますね。

エビチリの作り方

材料(2人分)

  • むきえび(大/背ワタを取る)・・・200g
  • 塩・・・少々
  • こしょう・・・少々
  • 片栗粉・・・大さじ1
  • サラダ油・・・大さじ2

〈香味野菜〉

  • にんにく(みじん切り)・・・1かけ
  • しょうが(みじん切り)・・・1かけ
  • 長ねぎ(みじん切り)・・・1/2本

〈合わせ調味料〉

  • トマトケチャップ・・・大さじ3
  • 豆板醤・・・小さじ1
  • 酒・・・大さじ1
  • 鶏がらスープ・・・100ml
  • 砂糖・・・小さじ2
  • しょうゆ・・・小さじ1

〈仕上げ〉

  • 水溶き片栗粉・・・片栗粉小さじ1+水小さじ2
  • ごま油・・・小さじ1

作り方(2〜4人分)

  1. 下ごしらえ
    • むきえびは背ワタを取り、塩・こしょうで下味をつける。
    • 片栗粉(大さじ1)をまぶす。
  2. 炒める
    • フライパンにサラダ油(大さじ2)を熱し、えびを入れて両面を軽く炒める。
    • 色が変わったら一度取り出す。
  3. 香味野菜を炒める
    • フライパンに残った油で、にんにく・しょうが・長ねぎを弱火で炒め、香りを出す。
  4. 調味料を加える
    • トマトケチャップ、豆板醤、酒、鶏がらスープ、砂糖、しょうゆを加え、ひと煮立ちさせる。
  5. 仕上げる
    • えびを戻し入れて全体をからめる。
    • 水溶き片栗粉でとろみをつける。
    • ごま油を回しかけ、香りをつけたら完成。

エビのサンドウィッチ

今回は特集なのでまだまだ紹介しますよ!

次のエビ料理はエビのサンドウィッチ!

最近食べたものがおいしかったのでここで紹介します。

ちなみに私が食べたものはエビとアボカドやキャベツが入ったフレッシュなものでした。

買ったところはスーパーに併設していたパン屋さんです。

エビアボカドサンド自体もとても人気があるようでカフェなどを中心にいろいろな場所で目にする気がします。

エビアボカドのサンドウィッチの風味

エビアボカドのサンドウィッチ

ボイルでプリッと食感は残しつつさっぱり感が強いエビ。

クリーミーでまろやかな甘みとコクを生み出すアボカド。

この二つを一緒に食べることでエビのさっぱり感がアボカドの濃厚さを引き立ててくれます。

そして味変でマヨネーズやチリソースを加えるのも乙なものですね!

一般的なエビサンド

エビマヨサンド

エビアボカド以外でもよく目にするエビサンドは多くあります。

ここではそのうちのエビマヨサンドを紹介します!

エビマヨサンドはゆでたエビをマヨで和えて挟んだサンドウィッチ。

誰もが一度は口にしているかもしれませんね!

エビの甘みとマヨネーズのまろやかさや酸味が相性抜群です!

また、野菜を挟んでサラダ仕立てにしたり、ゆで卵を加えてボリュームアップさせたりと、好みによってさまざまなバリエーションを生み出せるところも一つの魅力だといえますね。

日本ではパン屋やカフェをはじめ、コンビニやスーパーなど様々な場所で提供されています。

食べたことない人はぜひ一度は食べてみてください!

変わり種のエビサンド

エビフライサンド

ここではエビフライサンドを紹介します!

エビフライサンドは大きなエビフライをそのままパンにはさむサンドウィッチです。

「カツサンド文化」が取り入れられた料理で日本らしい料理です。

サクサクの衣とプリッとしたエビに濃厚なタルタルソースが合わさり、非常にボリューミーで満足な味わいが楽しめます。

また、エビカツサンドはバンズの違いでその差を楽しむこともできます。

食パン

ふんわりとしていて甘みがあり、具材をやさしく包み込んでくれます。

家庭的で食べやすく、各種サンドの定番としてよく使用されます。

バゲット(フランスパン)

外はカリッ、中はふんわりとした歯ごたえと香ばしさがあります。

このため、エビのジューシーさを引き立たせることに一役買っていますね。

「ごちそう系サンド」によくあい、ポーボーイやバインミーなどに使用されます。

ロールパン/コッペパン

柔らかくほんのりとした甘みがあることで、非常に食べやすいパンです。

子供向けや軽食などで食べられますが、逆にエビフライやエビカツなどの揚げ物系との相性も抜群ですね!

ジャンバラヤ

ジャンバラヤ

最後はこれまでと変わって、アメリカ南部ルイジアナ州のジャンバラヤを紹介します!

ジャンバラヤは米を野菜や肉、魚介やスパイスと一緒に炊き込む米料理です。

何か既視感があると思いませんか?

そうです。

この料理はルーツとしてジョロフライスがあるといわれています。

ジョロフライスは、西アフリカで広く食べられる、トマトやスパイスで炊き込んだ炊き込みご飯です。

以前TasteTuneでも紹介しました。

また、他にはスペインの「パエリア」もルーツにあるそうです。

フランス系移民(ケイジャン)、アフリカ系、カリブの食文化が混ざり合って発展した料理なのです。

ジャンバラヤの風味

ジャンバラヤの風味はとても複雑で力強いのが特徴です。

スパーシーさ、香味野菜の旨味、トマトの酸味とコク、肉や魚介の旨味。

フランス・スペイン・アフリカなど、多様な文化が入り混じったルイジアナ州の文化だからこそ生み出せる味でもあります

ジョロフライスはシンプルで力強い風味が特徴でした。

しかし、ジャンバラヤは陸と海の食材が融合した独特な味わいがおおきな特徴です。

ジャンバラヤの種類

ジャンバラヤには大きく分けて「クレオール系(赤いジャンバラヤ)」と「ケイジャン系(茶色いジャンバラヤ)」の2種類があります。

今回はその2種類を簡単に紹介しますね!

クレオール系ジャンバラヤ(Red Jambalaya)

クレオール系ジャンバラヤ(Red Jambalaya)

トマトを使うため赤みを帯びた色合いになることが特徴です。

そしてトマトの酸味と甘みがベースにあり、比較的軽やかでさっぱりとした味わいが楽しめます。

エビやカニなどの魚介類やソーセージを取り入れることが多いです。

ニューオーリンズなど都市部の「クレオール文化」から生まれたとされています。

したがってフランス・スペイン・アフリカ・カリブの影響を強く受けているバリエーションでもあります。

ケイジャン系ジャンバラヤ(Brown Jambalaya)

ケイジャン系ジャンバラヤ(Brown Jambalaya)

トマトを使わず、肉や野菜をしっかり炒めてから米を炊き込むため、全体が茶色っぽくなります。

鶏肉や豚肉、ソーセージを主に使うため、濃厚でスモーキー。

クレオール系よりも肉の旨味が際立ちます。

またケイジャン文化と呼ばれるフランス系移民を起源とする文化が由来なのも一つの違いです。

湿地や農村地帯に定住した彼らの料理は、保存食や地元で手に入るものを活かす特徴があります。

そのため、保存食であるソーセージや豚肉を多く使う理由もそこから来ています。

その他のバリエーション

シーフードジャンバラヤ

ザリガニ、カニ、白身魚などをふんだんに使った海鮮寄りのタイプで沿岸部で人気です。

ソーセージジャンバラヤ

アンドゥイユ(燻製ソーセージ)が主役。

こちらもスモーキーで食べ応えがあります。

ミックスジャンバラヤ

鶏肉+ソーセージ+エビなど、複数の具材を組み合わせた豪華なバリエーションです。

野菜ジャンバラヤ(ベジタリアン版)

肉や魚介を使わず、野菜とスパイスで作るヘルシーで健康志向のバリエーションです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はエビ料理を中心とした特集を組んでみました。

それぞれの料理の味わいや良さを皆さんにお伝えできたと思います。

ところでみなさん、今回の記事の文調はどうでしたか?

これまでとは違う、フレンドリーな距離感に寄せて書いてみました。

ただ料理の歴史などを紹介する以上、雑談や余計な情報などは控えたほうがいいかな?

という考えから普段は単調な口調であえて書いていたり、まだあまり定まっていません。

皆さんの意見や感想を知りたいので、twitterやコメントに書いていただけたら嬉しいです。

また、今回紹介した料理はいずれ改めて記事にします!

さらに掘り下げた情報が知りたい方は、TasteTuneをフォローしてお待ちください!

最後までご覧いただきありがとうございました!!

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