皆さんはジャンバラヤを食べたことはありますか?
ジャンバラヤはアメリカ南部で地域料理として地元住民たちから非常に愛されています。
異国の文化と混ざり合い、この地に根付いたこの料理は一体どのようにして愛されるようになったのでしょうか?
本記事では、歴史やレシピなどジャンバラヤについてご紹介していきます!
ぜひ最後までご覧ください!
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ジャンバラヤってどんな料理?

ジャンバラヤ(jambalaya)とは、アメリカ南部ルイジアナ州を代表する米料理の一つです。
スペインやフランス、西アフリカやネイティブアメリカンに影響を受けており、パエリアやジョロフライスといった米料理に似た特徴を持ちます。
名前の由来はプロヴァンス語の jambalaia「混ぜ物・ごった煮」だとする説が最も有力です。
プロヴァンス語とは南フランス南部で使われているオック語の方言の一つです。
また、それ以外にもスペイン語のjamon(ハム)+paella(米料理)の組み合わせ説や、フランス語のjambon(ハム)+ヨルバ語のyaya(米)の組み合わせ説があります。
これらの名前の由来からも、ジャンバラヤは様々な国の影響を受けていることが伺えます。
ジャンバラヤのバリエーション

ジャンバラヤには クレオール式 と ケイジャン式 の二つの種類が存在します。
まずクレオール式とは、ニューオーリンズ周辺で食べられている種類のジャンバラヤです。
トマトを使用し 全体的に赤身がかった外見が特徴です。
トマトを加えることによって、外見以外にも味が爽やかになったりフルーティな香りを楽しめるといった違いも楽しめます。
一方のケイジャン式は、ルイジアナの農村部で一般的に食べられている種類です。
トマトを使用しませんが、肉を焼いて旨味を出す 特徴があります。
そのため、煙のような香ばしい風味を楽しむことができます。
そして、どちらのバリエーションにも共通して スパイスのきいたコクのある濃厚な味 が魅力です。
米に具材それぞれの旨味が染みこみ、スモーキーな香りと複数の味の調和を一口で味わうことができます。
また、ジャンバラヤは複数の具材を一つの鍋で調理する所謂 ワンポット料理 でもあります。
そのため、手間がかかりづらいという点も家庭料理などとして親しまれている理由です。
ジャンバラヤの歴史
実はジャンバラヤの起源について、発明者や誕生時期についての資料などはなく、明確にはわかっていません。
文献として証拠が残っている最古のものは、1885年のニューオーリンズの料理本において掲載されたレシピだとされています。
そのため、ジャンバラヤは少なくとも1885年以前から存在していたと考えられています。
ジャンバラヤの誕生

ジャンバラヤの起源についてはわかっていませんが、その誕生については特徴などから推測されています。
それが、西アフリカ・スペイン・フランスの料理文化の混合料理 だということです。
特に、植民地時代に連れてこられた西アフリカの奴隷たちの料理文化には強く影響されています。
その根拠としてはまず西アフリカには肉・魚・米を一つの鍋で炊く料理文化があります。
セネガル料理の ジョロフライス とは構造が似ています。
また、ルイジアナに来た奴隷の六割ほどが米の栽培が盛んなセネガル出身だったともされています。
ゆえに、ジャンバラヤの構造は アフリカ由来の料理文化が土台 となっているといえます。
ヨーロッパ料理の影響

アフリカ料理の文化の土台に、さらにスペイン・フランスの料理の文化が加わります。
スペイン人は パエリアの発想 を持ち込んだといわれています。
ジャンバラヤにトマトを使用するのはこれが理由とされています。
パエリアにはサフランと呼ばれるクロッカスから採集されるスパイスを使用します。
このスパイスは世界一高価といわれていることで有名です。
しかし、アフリカで入手で出来ず輸入コストも高くなる。
その代用として使われ始めたのがトマトでした。
トマトを使用することによって、パエリアにある色合いや香りを再現できました。
一方のフランス人はフランス発祥のソーセージ、アンドゥイユ を追加しています。
これによってジャンバラヤのコクや香り、味の方向性がより豊富となります。
また、「ホーリートリニティ」と呼ばれるジャンバラヤの味のベースを築いたのもフランス人だとされています。
彼らはミルポワと呼ばれる玉ねぎ・セロリ・にんじんの香味セットを現地用に適応させました。
ホーリートリニティとは玉ねぎ・セロリ・ピーマンを使った香味のベース構造です。
ルイジアナ州の地域料理ではジャンバラヤをはじめとしたほとんどの料理でこのベースを活用しています。
ジャンバラヤの発展・現在

ジャンバラヤは家庭料理としてだけでなく、
- 教会の祭りなどの大人数でのイベントでの定番
- 大鍋一つでつくれて安価でお腹を満たしてくれる料理
としても人気を得ていきます。
さらに、1930年代の世界恐慌時は安価な主食として普及。
経済が困難な時代の庶民料理 にもなりました。
現代ではジャンバラヤはルイジアナ料理を代表する一品に。
地域・家庭ごとにレシピが異なる伝統料理として親しまれています。
また、1968年にはルイジアナ州が「世界のジャンバラヤ首都」を宣言。
以来、ジャンバラヤを含めた地域文化を祝うフェスティバルが毎年開催されています。
ジャンバラヤの作り方
材料(2~3人分)
- 米 … 1合(洗わない)
- 鶏もも肉 … 200g
- ソーセージ … 120g
- エビ … 100g
- チキンスープ … 350ml
- 塩 … 小さじ1/2
- 黒こしょう … 少々
- パプリカパウダー … 小さじ1
- カイエンペッパー … 少々(辛さ調整)
- サラダ油 または オリーブ油 … 大さじ1
香味野菜(必須ベース)
- 玉ねぎ … 1/2個
- ピーマン … 1個
- セロリ … 1/2本
クレオール式の場合
- トマト … 100g
作り方
① 下準備
- 鶏肉 → 一口大に
- ソーセージ → 輪切りに
- 野菜 → みじん切り
それぞれ切ります。
米は洗わないのが本場式です。
デンプンが旨味を吸いやすくなります。
② 肉を焼く
深めのフライパンに油を入れ熱します。
中火で鶏肉 → ソーセージの順で焼いていきます。
✔ ポイント
しっかり焼き色を付ける ことで香ばしさが味の核になります。
③ 野菜を炒める
同じ鍋で玉ねぎ → セロリ → ピーマンの順に弱めの中火で約5分炒めます。
タマネギが透き通る程度が目安です。
クレオール式の場合はここでトマトを入れます。
トマトを入れたら 中火で2分煮詰めます。
④ 米とスパイス投入
米を入れて油を絡めるように1分炒めます。
調味料もすべて入れましょう。
⑤ 煮る
チキンスープ350mlを入れて軽く混ぜます。
沸騰したら弱火にして、蓋をします。
15分ほどそのまま にしましょう。
⑥ 仕上げ
エビを入れ、さらに5分蒸らします。
完成の判断基準
成功した状態は
- 米がパラッとしている
- 水分がほぼない
- 鍋底が軽く焦げる程度
失敗しないコツ(重要)
① 途中で混ぜない
米がベチャつく原因になります。
② 火加減は弱火固定
焦げ防止です。
③ 水分量を守る
多すぎ=雑炊
少なすぎ=芯残り
まとめ
いかがでしたか?
今回はアメリカのルイジアナ州を中心に親しまれているジャンバラヤについて解説しました。
スパイシーでコクのある味わいは一口食べれば病みつきになること間違いなし!
また、調理にも手間がかかりずらく、現地でも家庭料理として親しまれていますので、お家でつくるのにもおすすめです!
ぜひ皆さんも本記事のレシピを参考に作ってみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
よければ他の記事も見ていってください!

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