皆さんはグリーンリップドマッセルを知っていますか?
グリーンリップドマッセルはニュージーランドなどで獲れる貝のことで、ちょうど3月頃から旬を迎えます。
この貝は味や食感に他に貝にはない特徴を持っており、様々な料理に合うという魅力を持っています。
本記事はその特徴と様々な料理のレシピをまとめた特集記事です!
様々な料理からあなたの好みを見つけてみてください!
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グリーンリップドマッセルって何?

グリーンリップドマッセル(Green-lipped mussel)とは ニュージーランド原産のムール貝の一種 です。
また、正式名称は ペルナ・カナリキュルス(Perna canaliculus)といいます。
この貝は名前の通り貝の縁(リップの部分)が緑色という大きな特徴を持っています。
一般的なムール貝よりも大振りで身も厚く、特別感ある種類です。
「グリーンリップド=緑の縁をもつ、マッセル=ムール貝」という見た目通りの名前で、正式名称とは別の一般名としてなじんでいます。
また、この貝は主にニュージーランド周辺の冷たく清らかな海で収穫されています。
マールボロ・サウンドと呼ばれる入り組んだ海岸線の溺れ谷や、ニュージーランド北島の北部にあるコロマンデル半島などでは養殖が盛んにおこなわれています。
天然資源を守るため、現在流通しているものの多くは 厳格に管理された養殖 です。
潮流が穏やかでプランクトンが豊富な海域 で養殖されています。
そんなグリーンリップドマッセルは、クセが少なく、旨みが強い のが魅力です。
ほんのりとした甘みと過熱しても縮みにくい身。
そして臭みもほとんどなく楽しめるため、幅広い料理と相性が良い 食材として評価されています。
そのため、
- 蒸し料理
- 白ワイン煮
- クリーム系
- エスニック料理
などの様々な料理で使用されています。
グリーンリップドマッセルを使った料理
グリーンリップドマッセルの蒸し料理

まず一つ目は蒸し料理です。
ニュージーランドに限らずフランスやベルギーなどムール貝を食べられる地域では、素材の味を楽しむ定番料理 として親しまれています。
特にグリーンリップドマッセルは旨味が強く身も大きいため、蒸すだけでも満足感の高い一品となります。
そして、一般的なムール貝に比べてコクがあり後味がまろやかな点も特徴です。
作り方
材料
- グリーンリップドマッセル(殻付き)…500g前後
- 白ワイン または 酒 …50〜80ml
- にんにく …1片(省略可)
- オリーブオイル または バター …少量
※冷凍の半殻付きでも調理可能です。
下処理
- 殻についた汚れを軽く洗い流します。
- ひげ(足糸)があれば引き抜きます。
※冷凍品の場合は下処理不要なことが多いです。
調理手順
- フライパンまたは鍋にオイル(またはバター)とにんにくを入れ、軽く香りを出します。
- グリーンリップドマッセルを加えます。
- 白ワイン(または酒)を入れてフタをします。
- 中火で3〜5分ほど蒸します。
- 殻が開いたら完成(開かない貝は取り除く)。
仕上げ・アレンジ
- 黒胡椒をふる
- パセリやハーブを散らす
- 蒸し汁に少量のバターを加えてコクを出す
ちなみに、蒸し汁は パンにつけて食べる のも定番です。
グリーンリップドマッセルを使ったマリニエール

二つ目はグリーンリップドマッセルを使ったマリニエールです。
マリニエールとはフランス北部やベルギーで親しまれるムール貝を使った伝統料理のことです。
漁師たちが船上ですぐ調理できるような素朴な調理法がルーツとなります。
そのため、フランス語で「漁師風」という意味を持つマリニエールという名前が付いたそうです。
また、シンプルな素材と調理法で貝の旨味を引き出す一品でもあり、旨味が強く身も大きいグリーンリップドマッセルとの相性が抜群の調理法です。
白ワインの酸味と貝の甘みや旨味が調和することで、豊かで深い味わい となります。
作り方
材料(2〜4人分)
- グリーンリップドマッセル(殻付き)…約1kg
- 白ワイン(辛口)…約200〜300ml
- にんにく…2片(みじん切り)
- 玉ねぎ または エシャロット…1個(みじん切り)
- バター…30〜50g
- 新鮮なパセリ…適量
- 黒胡椒…適量
- 塩…少々(必要なら)
作り方
- 下処理
まずは殻付きの貝の場合はは冷水で洗い、足糸や汚れを取り除きます。
開いた貝で、軽く叩いても閉じないものは取り除きましょう。
- 香りを出す
大きめの鍋にバターを溶かし、にんにくと玉ねぎ(またはエシャロット)を弱火〜中火で炒めて 香りを出します。
- 白ワインを加える
白ワインを注ぎ、ひと煮立ちさせてアルコールを飛ばします。
- 貝を蒸す
グリーンリップドマッセルを加え、フタをして5〜7分ほど蒸し煮 にします。
貝がすべて開いたらOKです(開かない貝は取り除きます)。
- 仕上げ
火を止めてから、刻んだパセリと黒胡椒を散らして完成。
好みで最後に少量のバターやクリームを足すとまろやかさが増します。
クリームを使ったグリーンリップドマッセル料理

クリームを使ったグリーンリップドマッセル料理は、白ワインやバターで旨みを引き出した貝に、生クリームを加えて仕上げる濃厚な洋風料理 です。
フランスやベルギーのムール貝料理をベースにアレンジしたものが多く、ビストロ料理やマリニエールの派生として親しまれています。
グリーンリップドマッセルは 身が大きく、甘みとコクが強い ため、クリームのまろやかさに負けず、主役として存在感を保てる のが大きな特徴です。
その味わいは 濃厚なのに重すぎず、はっきりとした旨味を楽しめる一品 です。
作り方
材料(2〜3人分)
- グリーンリップドマッセル(殻付き)…800g〜1kg
- 白ワイン(辛口)…150ml
- 生クリーム(動物性)…100〜150ml
- にんにく…1〜2片(みじん切り)
- 玉ねぎ or エシャロット…1/2〜1個(みじん切り)
- バター…20〜30g
- 塩・黒胡椒…適量
- パセリ(仕上げ用)…適量
※半殻付き冷凍でも可
下処理
- 殻付きの場合は、殻の汚れを洗い落とします。
- 足糸があれば引き抜きます。
※冷凍品は解凍せずそのまま使えることが多いです。
調理手順
- 香味野菜を炒める
鍋または深めのフライパンでバターを溶かし、にんにくと玉ねぎ(エシャロット)を弱〜中火で炒めます。 - 白ワインを加える
白ワインを注ぎ、軽く沸かしてアルコールを飛ばします。 - 貝を加えて蒸す
グリーンリップドマッセルを入れ、フタをして中火で5〜7分ほど加熱します。
殻が開いたらOK。 - クリームを加える
生クリームを加え、弱火にして2〜3分軽く温めます。
煮立たせすぎないのがポイント。 - 仕上げ
塩・黒胡椒で味を整え、最後に刻んだパセリを散らしましょう。
グリーンリップドマッセルのエスニック料理
エスニック料理とは、アジアやアフリカなどで独自に発展してきた民族料理の総称です。
スパイスやハーブ、ココナッツミルクなどを多用した独特の風味の調和が特徴です。
しかし、グリーンリップドマッセルはそれらにも負けない旨味を持っています。
そのため、エスニック料理でも主役級の存在感を放てます。
スパイスで貝のくせを消すのではなく、甘味や旨味を引き出すように調理されます。
タイ風・グリーンリップドマッセルのホーラパー(バジル)炒め

タイの屋台や家庭料理で定番の バジル炒め を、鶏肉や豚肉の代わりにグリーンリップドマッセルで作るレシピです。
材料(2人分)
- グリーンリップドマッセル(殻付き or 半殻付き)…500〜600g
- にんにく…2片(みじん切り)
- 唐辛子…1〜2本(好みで)
- ナンプラー…大さじ1
- オイスターソース…小さじ1
- 砂糖…ひとつまみ
- サラダ油…大さじ1
- ホーラパー(またはスイートバジル)…ひとつかみ
作り方
- まずはフライパンに油を入れ、にんにくと唐辛子を弱め中火で炒めます。
- 香りが立ったらグリーンリップドマッセルを加えましょう。
- ナンプラー・オイスターソース・砂糖を加え、フタをして2〜3分蒸し焼きにします。
- 殻が開いたらフタを外し、火を止めてバジルを加えます。
- 最後にさっと混ぜて完成。
グリーンリップドマッセルのココナッツミルク煮(トムカーガイ風)

材料(2〜3人分)
- グリーンリップドマッセル…700g前後
- ココナッツミルク…400ml
- 水…100ml
- レモングラス…1本(なければ生姜で代用)
- 生姜…1片(薄切り)
- ナンプラー…大さじ1
- 砂糖…小さじ1
- ライム果汁(またはレモン)…小さじ2〜3
- パクチー(仕上げ用)…適量
作り方
- まずは鍋にココナッツミルク・水・レモングラス・生姜を入れて温めます。
- 沸騰直前で弱火にし、グリーンリップドマッセルを加えます。
- フタをして5分ほど加熱し、殻が開いたらOK。
- ナンプラー・砂糖で味を調えます。
- 火を止めてからライム果汁を加えます。
- 器に盛り、最後にパクチーを添えたら完成。
まとめ
いかがでしたか?
本記事ではグリーンリップドマッセルについてと相性のいい料理を5つご紹介しました。
グリーンリップドマッセルは身も大きく甘さと旨味がしっかりとあるため、ある程度の料理ならその存在感を発揮し、料理の主役として引き出されます。
このほかにも様々なグリーンリップドマッセルを用いた料理はあるので、ぜひ皆さん好みの料理を見つけてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
よければ他に記事も見ていってください!

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